いつも作りたての料理を食べるのは理想的ですが、忙しい日はそうもいかなかったり、家族が多いと食べる時間も違ってしまって、そのたびに料理していてはきりがないですよね。
オムライスを先に作って食べるだけの状態にしておく場合、どれくらい前から作り置きすることができるのでしょうか?温め直し方と合わせて紹介します!
オムライスを作り置きしたら何日大丈夫?
オムライスを構成しているものといえば、鶏肉や野菜を入れて作るケチャップライス、ライスを包む卵、最後に掛けるソースやケチャップ、のどれが掛けてもオムライスとは言えない完璧な3セットです。
この中でとくに作り置きできたら楽なのが、具材を切って炒める手間のあるケチャップライス。1人前だけ作る場合なんかとくに、具材をちょうどいいところまで使い切ってしまいたいんですよね~。
そんなケチャップライスの日持ちは、冷蔵庫に入れて夏なら2日、それ以外の季節なら3日が目安です。すぐにまたオムライスを食べる気分じゃないな~という場合には、冷凍してしまうのがいいですね。そうすると2週間くらい日持ちします。
卵の日持ちについて
ソースはライスより持つのでいいとして、問題は卵!卵の賞味期限は、どれくらい火を通すかによって違ってきます。すでに予想されていると思われますが、しっかり火を通した卵ほど持ちがよく、半熟のとろとろ卵は痛みやすいです。
しっかり火を通した薄焼き卵
昔ながらの素朴なオムライスといえば、薄く焼いた卵にご飯を包んだ、つるんとしたかわいいオムライスですよね。おしゃれなオムライスレシピに押され、若干時代遅れなイメージもありますが、卵も含めて作り置きしたい場合には強い味方です。
とはいっても、調理した卵の持ちは決して良いとは言えず、完全に火を通した卵を冷蔵庫で保存しても安心できるのは24時間が目安です。
とろとろの半熟卵
オムライスを別次元においしくするのなら、やっぱりとろとろふわふわの半熟卵ですよね~!ライスに絡んでまろやかになるのもいいし、ソースと混ざってすべての味を包み込んでくれる気がします。まるで魔法。
しかし、魔法は長くは続かないもので、半熟卵の命はシンデレラがお城で夢を見られる時間よりも短いです。基本的には作ったらそのまま食べるものですね。
あとから帰ってくる家族用に、冷蔵庫に入れて1時間くらいでしたら大丈夫でしょうが、温め直すのに向かないので、卵だけそのつど焼くか、作り置きするなら潔く薄焼き卵にするのがいいです。
キッチンを片付けてしまったので、卵を焼くためだけに使いたくないよ~!という場合には、レンジで作れる半熟卵を作る、という手もあります!
フライパンで焼くのに比べて、どっちのほうが簡単で手間がかからないか、というと、特別楽なわけではないのですが、洗い物を減らせて、片付けてしまったガスコンロを使わなくても良い、というメリットはあります。
どうやって温め直す?
ケチャップライス単品の場合は、そのままレンジでチンすればらくらく温められますが、薄焼き卵で包んである場合、レンチンすると卵が固くなり、なんとなくゴムゴムした食感になってしまいます。悲しい。
そんなときに使いたいテクニックがあります!耐熱性のキッチンペーパーを軽く湿らせて、オムライスに乗せて温めると、卵が電子レンジで固くなってしまうのを防ぎます。
温め直してもとろとろの卵を食べたい!
コンビニで売っているオムライスは、温め直しても卵に火が通らずにとろとろしたままですよね。あれを自宅で再現したいな~~と思って観察してみたのですが、コンビニのオムライスには、再加熱してもとろとろのままになるように、化学調味料とかのいろいろが結構入っていますね…!
残念ながら自分では再現できないので、とろとろ卵をレンジに掛けると、まあそうだろうな、という感じに固まってしまいます。
卵は食べるときに料理するのがベスト
ケチャップライスは冷蔵庫で2日程度日持ちして、温め直してもおいしく食べられますが、卵は温め直しに向かないので、食べるときに焼いたほうがずっとおいしく食べられます。
どうしてもすべて作り置きしたい場合には、半熟卵は諦めて、薄焼き卵にしっかりと火を通してください。