ひとりやふたり暮らしをしていると、一度に使い切れないものはいろいろあります。夫とふたり暮らしのわたしが最近困ったのは、カレールー。
カレーを作るときは大量に作って残りは冷凍してしまうので使い切れるのですが、最近ハマっている「ミートソースをたくさん作って、翌日、カレールーを入れてドライカレーにする」をやるとき、無理やり使い切るとカレーが濃くなりすぎてしまい、どうしても余りが出ます。
ほかにも、カレーうどんを作るときなんかは、市販のルーをうまく使い切ることができませんね。
とはいえ、無駄にはしたくない…。未開封ならかなり日持ちしそうなカレールーですが、開封後はどれくらい保存して置けるのか気になったので、調べてみました。
開封後のカレールーの正しい保存方法は？
未開封のカレールーはパントリーで常温保存しているものと思いますが、いったん開封したルーは、密封容器に入れて冷蔵庫で保存します。
ラップに包んで密封すると、時間が経つにつれて勝手にめくれてしまったり、冷蔵庫内を移動しているあいだにゆるくなったりしてしまいますよね。
そうすると、カレールーが痛みやすくなるだけでなく、冷蔵庫内のほかの食品ににおいがうつってしまうのが怖いので、ぜひとも間違いなく密封できる手段を選びましょう。
それで、どれくらい日持ちするの？
冷蔵庫で保存したカレールーの賞味期限の目安は、だいたい開封後3ヶ月です。
カレールーのプラスチック容器ごと冷蔵した場合、容器は固くなっていることがあるので、ルーを割るときは容器から取り出して割ってください。
冷蔵庫で保存すると、カレールーに含まれている油分が冷えて固まり、表面が白っぽくなっていたり、黄色っぽくなっていたりすることがありますが、心配しなくて大丈夫。常温に戻すと元通りになります。
腐ったカレールーの見分け方
開封後、保存がうまくいっていないと、ルーに水分がついてカビが生えてしまうことがないわけではありませんが、傷みにくい食品ではあるので、冷蔵庫で3ヶ月保存するくらいは問題ないことが多いです。
それ以上経過していて、表面がまだらになっていたり、白っぽい、黄色っぽいなどの変化がある場合には、常温に戻して見た目が改善されるか確認するのが良いですね。
どちらかというと、時間が経って風味が飛んでしまうことのほうが多いでしょうか。
腐っていて食べたら危険、というわけではないですが、味のしない残念なカレーになってしまうので、においを嗅いでみてなんか薄いな…と思ったら、潔く処分したほうがおいしいカレーが作れます。
