はじめて買ってみたレトルトカレーが、思ったより辛くて食べ進められない、というのは、辛いものが苦手だとよく起こることですよね。辛いもの好きだからと激辛に挑戦してみたら、思ったよりも辛かった、ということもあるかと思います。
しかし、せっかく用意したカレーを捨てるのはもったいないし、ほかに食べるものがない!という場合だとさらに困ります。そんなときには、ちょっとアレンジで辛口を甘口に、まろやかで食べやすくしましょう。
辛口カレーを甘口にするには?
カレーを甘くてまろやかにしてくれる具材はいろいろあります。冷蔵庫やパントリーに常備しているものも多いので、好みや手間と相談して工夫してみましょう。
カレーをまろやかにするトッピング
すでに皿に盛り付け済みの場合、サッと上に乗せるだけで辛さを和らげられるトッピングが楽チンでいいですよね。トッピングは「まろやかな食べものを乗せてカレー全体をまろやかにする」、「辛くない具材を増やして辛さを分散する」を意識して選ぶのがコツです。
わたしがやったことがあったり、これは効果がありそうだ、と思っているのは
- 卵(生の卵黄、温泉卵、半熟ゆで卵、半熟目玉焼きがおすすめ)
- とろけるタイプのチーズ
- コーン
- ジャガイモ、ブロッコリー、カボチャ、人参などの茹で野菜(レンチンでも)
- 炒めた玉ねぎ(炒めるときに少量の砂糖を入れるとさらに効果的)
ですね。チーズ+ゆで卵、温泉卵と茹で野菜の組み合わせがとくに好きです。
カレーを甘くするには
甘みのある隠し味を加えると、カレー全体が甘口になるので食べやすくなります。皿に盛り付けてしまった後でも、サッと皿の上で混ぜられるものもありますが、液体状の隠し味は鍋でコトコトしながらしっかり混ぜたほうが失敗しにくいです。
甘みを出すのにおすすめの隠し味は
- 牛乳
- はちみつ
- 砂糖
- ジャム
- チャツネ
- すりリンゴ、すり梨、潰したバナナ、マンゴー
- ヨーグルト
- マヨネーズ
- 練乳
- クリープ
- ピーナッツバター
- チョコレート
…あたりでしょうか。どれも主張の強い具材なので、うっかり入れすぎて甘口を通り越して味が変わってしまわないように気をつけてください。レトルトカレー一人前なら、ティースプーンに一杯ずつ足して味を見ながら、必要があれば追加するのがおすすめです。
辛さを和らげるサイドディッシュを添えて
辛いカレーを食べ続けているとどんどん口の中がヒリヒリしてくるので、トッピングや隠し味でも間に合わなかった辛味は、口の中をリフレッシュしてくれるサイドディッシュで乗り切ります。おすすめなのは
- ごはん、ナンなど、炭水化物を多めにする
- サラダ
- 牛乳
- 甘い飲み物(アイスミルクティー、スムージーなど、牛乳入りがおすすめ)
ですね。お腹に余裕があったら、デザートに甘いものを食べて口の中を回復させるのも効果的です。
最近、タピオカミルクティーに使われているような甘くて牛乳たっぷりのアイスミルクティーにハマっているので、作り置きしてそれを飲むことが多いです。これくらい甘いとカレーがちょっと辛くても安心。
意外にも家でも簡単に作れるし、多めに作って3日ほど冷蔵庫でも保存できるのでおすすめです。レシピはこちら♪