種抜きと間違えて、うっかり購入してしまった種ありオリーブ。そのまま食べるのならまだしも、パスタやサラダに入れる場合、食べるときの手間を省くためにも、誤飲してしまうのを防ぐためにも、種を出して使いたいですよね。
そこで種に沿って包丁を入れてみても、実がガッチリ付いていてきれいに取れないし、何より手間が掛かりすぎる!そんなときにおすすめの種の取り方を紹介します♪
とにかく楽に!簡単に種取りしたい!
わたしがおすすめするのは、実が潰れるので見た目はちょっとブサイクだけど、どの方法よりも簡単に、無駄なく種を取り出す方法です。
用意するのはまな板と包丁。包丁のほかにも、幅とある程度の重さがある平らなものなら代用できます。
- まな板の上にオリーブを乗せます
- ニンニクを押し潰すときと同じように、オリーブを上から押し付けます。
- 実が潰れて割れ、種がはみ出てくるので、そのまま押し出すか、指でつまんで引っ張り出せば完了です!
包丁で実だけ切ろうとすると、どうしても種に付いている部分がきれいに取れずに無駄が出てしまうオリーブですが、押し出すと「これまでの苦労は何だったんだ!」というくらい簡単に、種がヌルっと出てきます。
まな板が滑ると危ないので、下に濡れ布巾などを布いて動かないように工夫すると安全ですよ!
ちなみに、横着して一度に一個以上のオリーブの種を出そうとすると、押し付ける力が分散してしまい、種は出ないしオリーブはあっちこっちに飛び散って片付けが面倒なことになるので、やめておきましょう。
きれいに簡単に取るなら種取り機が優秀
オリーブペーストを作るときや、家族で食べるパスタやサラダに入れるオリーブなら、見た目はそこまできれいじゃなくても良いのですが、お客さんに出す用だったり、写真を撮ってSNSに載せたい料理に使う用のオリーブは、やっぱりきれいに保ちたいですよね。
一度限りのために買うにはちょっと高価ですが、種付きオリーブをよく買うのでしたら、専用の種取り機を持っておくと種取りのストレスから開放されます。
こういうやつ。さくらんぼの種取り機でも代用できます。
種取り機はないけどきれいに取りたい!
種取り機を使う以外で、ちょっと手間が掛かってもいいから実を潰さずに種を出すには、アボカドと同じ要領で種取りするときれいに仕上がります。
- オリーブの真ん中に、種に沿ってぐるっと包丁で切込みを入れます。
- 切り込みの右側と左側を片手でつまんで
- 逆方向にグイッとひねると、片方は種なし、片方に種が付いている状態に!
- あとは残った種を引っ張り出せば完了です。
ブラックオリーブは簡単に取りやすいのですが、実が種にしっかり付いているグリーンオリーブは、何度か繰り返してコツを掴む必要があるかもです。
オイル漬けのオリーブだと、油ですぐに手がベタベタして滑りやすくなるので、包丁の取り扱いは気をつけてくださいね!