うっかりして賞味期限が切れてしまったチヂミ粉。捨てるには忍びないけど、食べても体に害があったりしないのでしょうか?大丈夫だとしたら、いつまでなら安全なのかについて紹介します。
チヂミ粉の賞味期限が切れてる!
簡単に作れるけど、そう頻繁に作るわけではないチヂミ。夕食に作り、残りのチヂミ粉を保存しておいて、すっかり忘れてそのまま賞味期限が切れてしまう、ということが度々あります。
そんな賞味期限を切らしてしまったチヂミ粉、粉ものの賞味期限はあってないようなものな感じがしますし、数百円とはいえ使ってしまいたいですが、これって安全なんでしょうか?
賞味期限切れのチヂミはいつまで大丈夫?
チヂミ粉の賞味期限はメーカーによって差がありますが、半年~1年くらいで設定されていることが多いです。
この賞味期限を過ぎてしまった場合でも、未開封ならば直射日光と高温多湿を避けて保存していれば、さらに1年は安全に食べられる可能性が高いです。
わたし個人の話でいえば、密封して棚に保存していた、1年以上まえに賞味期限の切れた開封済みのチヂミ粉を食べることが何度かありましたが、とくにお腹を壊すこともなくおいしく食べられました。
チヂミ粉に限らず、けっこうガッツリと賞味期限の切れた粉類でも食べちゃいます!っていうひとはけっこう多いですよね…!
ただし、食べて大丈夫かどうかについては、その人の体質や保存方法などの個人差があるので、賞味期限が切れたものを食べる場合にはあくまでも自己責任で食べましょう。
チヂミ粉は賞味期限が切れるとどうなるの?
賞味期限切れ、開封済みのチヂミ粉は風味が落ちるといいますが、正直なところ「これは味が落ちている!」と気がつくほど劣化するものでもないと思います。
チヂミに限って言えば、賞味期限が切れているからおいしくないかもしれない、という心配はしなくてもいいんじゃないかな、と思っています。
心配しなくてはいけないのは、味よりも安全性についてですね。
知っておきたいダニのこと
小麦粉などの粉類を保存するときに、一番懸念されるのはダニが繁殖してしまうことです。これはチヂミ粉も例外ではなく、常温の暗い棚の中で保存されているチヂミ粉が、ダニにとって完璧な環境になってしまうんですね。
これは未開封なら安全、ということは残念ながらなく、チヂミ粉の入っている袋くらいなら食い破って侵入してしまうので憎たらしいです。
ちょっとダニが繁殖しているくらいだと、肉眼では確認できないのと、加熱したから安全になる、ということがないのが難しいところで、賞味期限の切れたチヂミ粉を使う場合には、もしかしたらダニが繁殖しているリスクを負うことになりますね。
冷蔵庫で保存した場合
なので、ダニ予防という点では冷蔵庫で保存したほうが安心ではあります。
冷蔵庫で保存する場合、袋や容器の中で水分が発生しやすく、常温で保存するよりもカビやすい、という欠点がありますが、カビている場合はダニよりは目で見て確認しやすいです。
チヂミ粉の賞味期限切れ対策
安全を期するなら、やっぱり賞味期限内に、とくに開封後はできるだけ早く使い切ってしまうのが安全ですね。
とはいえ、毎日チヂミばかり焼いて食べたくもないんですよね~。そんなときに役立つ、チヂミ粉の消費方法を紹介します。
たくさん焼いて冷凍する
チヂミを焼くときに多めに作って、冷凍庫で保存すれば1ヶ月を目安においしく食べられます。
小さめに焼くとおやつにちょうどいいサイズが作れるので、冷凍庫に入っているとびっくりするくらい便利で、わたしはチヂミを作るたびに多めに作ってストックしています。
チヂミ粉をアレンジして使い切る!
「チヂミばっかり食べたくないな~」という場合には、チヂミではない別のものを作るのに使ってしまうのも方法です。
チヂミ粉といえども基本的には小麦粉みたいなものなので、お好み焼き粉代わりにしてもいいし、パンケーキを焼いてみてもチヂミ粉だったとは思えない仕上がりになりますよ!