作り置き、保存に向かなさそうな生春巻き、すぐに食べない場合や、残ってしまったものはどれくらい日持ちするのでしょうか?保存方法を間違えると、皮がくっついたり、乾燥してパサパサになってしまいます!保存の仕方を合わせて紹介しますね。
生春巻きの保存方法
作りたてを食べるのがもちもちしていて格別においしい生春巻きですが、気をつけて保存すれば十分においしく作り置きすることができます。
ただ、それでも乾燥しやすく、かといって水分を増やしすぎると皮が水を吸ってブヨブヨになってしまう生春巻きは、おいしく食べるのならば冷蔵庫に入れて半日、劣化するのを覚悟してもまる1日が賞味期限、というところです。
気をつけて保存しても、時間が経つと皮が乾燥して固くなってしまったり、具がふやけてシャキシャキ感のない生春巻きになってしまいます。
たくさん作って、毎日の副菜にできたら嬉しいのですが、なかなか思うようにはいきませんね…!
すぐに食べない生春巻きは、数時間の保存でもちょっと一手間を掛ける必要があります。
生春巻きを作り置きするときに気をつけること
生春巻きを作り置きするときに、注意したいポイントはふたつあります。
- 生春巻きが乾燥してしまうのを防ぐこと
- 生春巻きがくっついてしまうのを防ぐこと
です。どちらも半日くらいなら防ぐことができるので、やり方を紹介しますね。大丈夫です、難しいことはありません。
3時間ほど保存したい場合
まず、2~3時間の短時間、冷蔵庫に入れて保存したい場合です。これくらいの時間でしたら、あまり大げさなことはしないでもおいしく保つことができます。
- 濡らしてしっかり絞ったキッチンペーパーを皿に敷きます。
- 巻いた春巻きをキッチンペーパーを敷いた皿に並べます。
- さらにしっかり絞ったキッチンペーパーを上から被せます。
- 皿にラップを掛けて完成です!冷蔵庫で保存しましょう。
生春巻きは切り分けると乾燥しやすくなってしまうので、しっかり具を皮で包み込んで巻いたら、切らずに保存して、食べるときに包丁を入れましょう。
また、乾燥しないように!とキッチンペーパーを濡らし気味にすると、皮が水分を吸ってぶよぶよになってしまいます。キッチンペーパーは固く絞って使うように心がけてください。
半日保存したい場合
3時間以上保存したい場合には、もう少し手をかけて冷蔵庫に入れます。自宅で作って、持ち寄りパーティなどに持っていく場合にも、念を入れてこちらの方法で保存したほうが安心ですね。
やることは単純で、作った生春巻きを切らずにひとつずつラップに包むだけです。たくさん一緒に並べておくとどうしても皮同士がくっついてしまうので、面倒ですが個別にラップに包みましょう。
生春巻きは冷凍できる?
生春巻きの皮自体は冷凍できるのですが、レタスやきゅうりなど生野菜を使うことの多い完成した生春巻きは、冷凍してもおいしく解凍することができません。作ったらすぐに食べるしかないんですね。
皮は冷凍することができますが、もともと乾燥しているものが多く、冷凍しなくてもパントリーで1年ほど保存できるので冷凍する必要はないかな~と思います。