意外にも冷凍できると聞いて喜々として冷凍したポテトサラダ。おいしく食べるには、どうやって冷凍するのがいいのでしょうか?水っぽくならない方法を紹介します!
ポテトサラダをおいしく食べられる解凍方法!
サラダ、じゃがいも、というのは冷凍できないものかと思っていたのですが、意外にも冷凍できてしまうポテトサラダ。
おいしく冷凍、解凍するにはコツがあって、失敗すると「ポテトサラダが冷凍できるなんて嘘だったのかな」という感じの仕上がりになってしまいます。
ポテトサラダを冷凍するときに気をつけたいのは、ずばり水分!水分が出ないように冷凍して、水分が出ないように解凍するのが鉄則です。
劣化させない!自然解凍
冷凍するために水分が出ないように気をつけて作っても、冷凍→解凍するとどうしても水が出てしまいます。
一気に加熱するととくに水分が出やすいので、食べる前日に冷蔵庫に移動して、じわじわ自然解凍するのが、一番ポテトサラダを劣化させません。
食べるときには、もし水が出ていたら捨ててから、全体を混ぜ合わせて味見してみましょう。もし味がぼんやりしているようだったら、マヨネーズを追加で加えます。
すぐに食べられる!電子レンジ
自然解凍できれば理想的ですが、うっかり冷凍庫から出し忘れたり、急にポテトサラダが必要になったりすることもありますよね。わたしはあります。
そんなときに便利なのはやっぱり電子レンジ。急激に温めると水っぽくなってしまうので、500W以下の弱い設定で温めすぎないようにチン!します。
量にも寄りますが、平らに伸ばして保存した1食分なら1~2分ですかね。温めては様子を見て、そのついでに全体をかき混ぜ、まだ凍っているようなら追加で30秒くらい、と気をつけてレンチンしましょう。
お弁当にはそのまま入れればOK
アルミカップに入れてお弁当用に冷凍したポテトサラダは、そのままお弁当箱に入れて持っていけば、食べるころにちょうど良く解凍されています。
とはいえ、水分が出る痛みやすいサラダであることには変わりないので、夏の暑い時期にお弁当に入れるときは保冷剤で冷やして持っていく、などの工夫は必要です。
解凍したらべちゃべちゃで水っぽい?
なるべく水分が出ないように気をつけて解凍しても、冷凍したときの水分対策が甘いと、どうしても水っぽくなってしまいます。
ポテトサラダをいかに水っぽくせずに冷凍するかは、冷凍するまでの作り方に左右されるので、次回からは水分が出ないように作って冷凍しましょう。
とくに気をつけたい点はこのふたつです。
じゃがいもは完全に潰しましょう
じゃがいもは見た目によらず水分をたくさん含んでいる野菜です。そのまま冷凍すると水分が抜けて水っぽくなるだけでなく、すかすかの食感になってしまいます。
ポテトサラダの主役が劣化してしまうと、ポテトサラダそのものが失敗作な感じに。
これを防ぐために、冷凍するポテトサラダのじゃがいもは、マッシュポテト状になるまで完全につぶして使用しましょう。じゃがいものゴロッとしたポテトサラダはおいしいですが、冷凍するときは不可!ですね。
水分の出る具材を避けましょう
冷凍→解凍したときに、具材の水分が出てしまうのは防ぐことができないので「いかに水分を減らしてポテトサラダを作るか」が大切です。
ポテトサラダの定番、きゅうりや玉ねぎは、冷凍ポテトサラダを作るときには入れずに作り、使いたい場合には解凍したあとで加えるほうがおいしく作れます。
水っぽいポテトサラダもおいしく!リメイクアイデア
思ったよりも水っぽくなってしまったポテトサラダは、そのまま食べるのだとちょっと残念な感じになってしまいますが、アレンジすることでおいしく復活させることができます!
マヨネーズでコクと旨味の加えてあるじゃがいも、おいしくないはずがありませんね!
トーストに乗せて焼くだけでも
アレンジ!というほどではないですが、解凍したポテトサラダをトーストに乗せ、トースターで焼くだけでもおいしく復活させられます。上にチーズを乗せてもいいですね。
水っぽくなってしまったポテトサラダは、火を入れて水分を飛ばし、ぼんやりしてしまった味付けを整えるのがアレンジのコツです。
オムレツの具に便利
オムレツを作るときに、解凍して水分を切ったポテトサラダを卵で巻いて、ポテトオムレツにするのも簡単でいいです。腹持ちするので朝食におすすめですよ!
コロッケにするのも良し!
一から作ると手間のかかるコロッケも、ポテトサラダをリメイクすれば工程が半分終わっているので楽々です。
解凍したポテトサラダに、チーズ、グリーンピース、玉ねぎ、ひき肉など、お好みの具を追加してどうぞ!