準備さえ済ませてしまえば、あとはオーブンに入れていくだけで、意外にも簡単に作ることが出来るローストチキン。クリスマスや誕生会でも大活躍な華やかな一品ですが、丸ごと一羽焼くので残ってしまうんですよね。
ローストチキンを食べきれない場合、どうやって保存して、どれくらい日持ちするものなのでしょうか?
ローストチキンの残りの保存方法と日持ちについて
我が家では、月に一度くらいの割合でローストチキンが食卓に上ります。ジャガイモやニンジンなどの野菜と一緒にオーブンに入れてしまえばいいので、なんだかんだ言って楽なんですよね。
チキンを焼いているときに、部屋中に広がる香ばしいにおいに包まれながら、焼き上がるのを待つのも幸せな時間です。
ただ、夫と二人暮らしの我が家でローストチキンを焼くと、ぜったいに残りがでます。この残ったチキン、保存方法と温め方を間違えるとパサパサになってしまうので、注意が必要ですよ!
翌日食べるなら冷蔵庫で保存
ローストチキンはあまり日持ちしませんが、翌日までに食べる予定でしたら冷蔵庫での保存で大丈夫です。
丸ごとテーブルに運んでサーブして、各自好きなようにナイフとフォークで切り分けた場合には、冷蔵庫で保存しても翌日までに食べきりたいです。箸をつけていない場合には3日を目安に保存できます。
乾燥させずにおいしく食べるには?
ローストチキンはとても乾燥しやすい食べ物で、うっかりするとパサパサチキンになってしまいます。
なので、わたしは残ったチキンはリメイクして食べるのが好きなのですが、明日もローストチキンとして食べたい!という場合には、ソースがある場合にはソースごと耐熱性のフリーザーバッグに入れて、食べるときにはそのまま茹でて温めるとしっとりしたローストチキンが食べられます。
レンジで温めるとすごくパサパサになるので、面倒な場合には冷たいまま食べる、というのもありですよ!
すぐに食べないなら冷凍保存
翌日までに食べないようでしたら、なるべく早く冷凍してしまいましょう。箸をつけている場合は2週間、付けていない場合は4週間を目安に保存できます。
骨を取り除き、使いやすいサイズに分けてしっかりラップに包み、さらにフリーザーバッグに入れて保存しましょう。
冷凍している期間が長くなってくるとやっぱり乾燥してしまうので、冷凍した場合にはアレンジするか、ソースを作ってかけて食べるのがおすすめです。
ローストチキンの解凍と温め直し方
冷蔵庫で自然解凍したあとで、軽く水か白ワインを掛け、アルミホイルで緩めに包んでオーブンで温めるのが理想的です。
何度もしつこくすみませんなのですが、レンジで温めると乾燥してパサパサになります。アレンジするつもりの場合はそこまで気にならないので、軽くレンジに掛けても大丈夫です。
残り物もおいしく食べる♪リメイクアイデア
詰め物の風味がほんのり染み込んだローストチキンは、ほかの料理に使うととてもおいしい一品を作ることができます!
リメイク料理にする場合には、あらかじめチキンを使いやすいサイズに切ってから冷凍しておくと、使いやすいのでおすすめです。
癖になるおいしさ+手軽さなので、わたしはいつも残りのチキンでリメイク料理を作るのをたのしみにしています。とくに好きなのはこの二品。
チキンリゾットがおいしい!
しっかり味のついたローストチキンとリゾットの相性が最高に良いです!パルメザンチーズをたくさん入れて、玉ねぎ、ニンニク、マッシュルーム、アスパラあたりを使ってよく作ります。
簡単に作るならチキンパイに!
リゾットは作るのが面倒なときには、チキンパイにすることが多いです。冷蔵庫に残っている野菜といっしょにクリーム系のソースにして、耐熱皿に入れて冷凍パイシートを乗せてオーブンで焼きます。
ソースに絡めることで、乾燥してしまったローストチキンもしっとりするので、ソースは多めがおすすめです。
一緒にベーコンやチョリソーを入れて濃いめの味にするのも好きです♪