つやつやした緑が鮮やかなバジルソース。店で出てくるものはずっと眺めていられる綺麗さなのに、自宅で作ってみたら、すぐに黒く変色してしまってガッカリしてはいませんか?このページでは、バジルソースの変色を防ぐ方法を紹介します。
バジルソースはなぜ変色するの?
バジルソースが変色してしまうのは、リンゴやアボカドが変色してしまうのと同じで、バジルの切り口が空気に触れて酸化してしまうことが原因です。
酸化を防ぐために、保存する場合には密封容器に入れて、蓋をする前にソースの表面をオリーブオイルで覆って変色から守る…というのはよく言われる方法ですが「オリーブオイルを入れても変色してしまう…」「皿に乗せたそばから変色して食欲がそそられない見た目になってしまう…」ということもありますよね。
しかし、実ははこれ、ちょっとしたひと手間で防ぐことができるんです!
変色しないバジルソースの作り方
バジルソースを変色させないようにする工夫は、作ったあとではなく、作り方にありました。
自分用に作ってすぐに食べる場合には、そこまで気にしなくてもいいと思いますが、お客さんに出す用ですこしでもきれいな緑色を保ちたい!という場合や、たくさん作って保存しておきたい場合には、ぜひ試してほしい方法です。
バジルを湯通ししましょう
鮮度が命!のバジルを茹でるなんて!と思うかもしれませんが、フードプロセッサーに掛ける前にサッと熱湯に通して、鮮やかな緑色を保つのは本場イタリアでも行われるれっきとしたお料理テクニックです。
茹でる、というほどしっかり茹でると逆に色が落ちてしまうので、熱湯にいれるのはせいぜい10秒程度で、バジルがツヤツヤの緑色になったらすぐに熱湯から出します。
そのままにしておくと、今度は火が通り過ぎて色が鈍くなってしまうので、すぐにキンキンに冷えた氷水に入れ、さらに熱が広がってしまうのを防ぎ、キッチンペーパーやサラダスピナーなどでしっかり水分を切ったら準備完了です。
レモン汁か酢を加えましょう
湯通ししたバジルを使えばそれだけで効果がありますが、さらに念押ししたい場合には、酸化防止をしてくれるレモン汁や酢を少量加えましょう。
味が気にならない程度の少量で大丈夫ですが、そうはいってもやはり味が変わってしまうのと、バジルを湯通しせずにレモン汁(または酢)を加えるだけだとやはり変色してしまうので、バジルを湯通しする方法のほうが確実におすすめできます。
ビタミンCパウダーも効果的です
湯通しがめんどくさい~!という場合には、レモン汁や酢を加えるよりも、粉末のビタミンCをほんの少し加えるほうが効果があります。具材をフードプロセッターに掛けるときに使ってみてください。
バジルソースの変色を防ぐためだけに購入するのはうーん、という感じがしますが、もしすでに自宅にある場合には使ってみてください。
バジルソースの黒ずまない保存方法
変色しにくいように作っても、そうでない場合でも、バジルソースを保存する場合には、やはり定番のオリーブオイルで蓋をする方法も活用しましょう。
バジルソースの詳しい保存方法や日持ちについてはこちらのページもご確認ください♪
長期保存するなら冷凍庫へ
冷蔵庫でも10日程度保存できるバジルソースですが、すぐに使う予定がないようでしたら、作ってすぐに冷凍保存してしまうのをおすすめします。
冷蔵庫で保存するよりも日持ちしますし、きれいな緑色を長期間保つことができますよ!