いつもとちょっと違うものを食べたいときに、自宅でも簡単に作れるタイ風やきそばのパッタイ。日本人にも馴染みやすい味なので、癖になって何度も作っている!という人もいるのではないでしょうか?
ただ、作り慣れない料理を作ると、うっかり作りすぎてしまいがち。残ってしまったパッタイは、どれくらい日持ちするものなのでしょうか?
パッタイの日持ちは何日?
甘めのソースにがっつり絡めて作るパッタイは、ソースが保存料代わりになってくれるのでそれなりに日持ちします。冷蔵庫で密封して保存して3日、というところでしょうか。
ただ、乾燥しやすく、再加熱するとベチャッとした食感になってしまうのがパッタイの麺。3日は傷まずに保存できても、おいしく食べられるのは作った直後か、食感を多少妥協して翌日まで、という感じです。
「ちょっと作りすぎちゃったな~」くらいの量が残っている場合には、保存するよりも無理して食べてしまったほうが断然おいしい食べ物ですね。
おいしく温め直すには
残り物を温め直すのに便利な方法といえば電子レンジですが、パッタイはレンチンすると全体的にパサついてしまうのと同時に、麺同士がくっついて嫌な粘り気が出てしまいます。
そもそも温め直しに向かない料理ではありますが、少しでもおいしく食べるには、レンジよりもフライパンで温めるのが吉。アツアツに熱したフライパンに、パッタイと少量の水を入れて一気に加熱してみてください。
水で麺がほぐれやすくなり、固まってしまったソースも復活します。
パッタイを作り置きするならここまで!
すでに作りすぎてしまったら仕方ないですが、野菜を切った段階で「これは多いな」と気がつけたり、「下ごしらえをして忙しい平日用に作り置きしよ~」という場合には、手間のかかる準備だけして、正しく保存しておきましょう。
野菜も切って冷蔵、冷凍できますし、あとは炒めるだけ!にしておけば5分で出来たてのパッタイが完成しますよ!
ライスヌードルを水で戻しておく
パッタイに使う乾燥麺は、ぬるま湯に浸けてゆっくり戻すのがもちもちした食感を出すコツです。しっかり時間を掛けて戻そうと思うと40分ほど掛かるので、サッと料理を済ませたいときには向いていませんが、水で戻したライスヌードルは冷蔵庫で3日ほど保存できます。
冷蔵庫に入れると麺がくっついてしまうので、使うときに耐熱容器に移して→熱湯を注いでサッと湯がき、すぐにお湯を捨てれば炒めやすくなりますよ!
ソースを合わせておく
パッタイソースはそんなに材料が多いわけではありませんが、ナンプラーやタマリンドソースなど使い慣れない調味料を使っているので、目分量ではなくしっかり量るのが成功の秘訣。予め合わせておけば、食べるときには混ぜるだけなので簡単です。
あとは炒めるだけにしておき、忙しい夜でもレストランみたいなエスニック料を楽しみましょう。