茹ですぎて残ってしまったり、後で帰ってくる家族のぶんをまとめて茹でたかったり、茹でた後のそうめんを保存できたら便利なものです。うっかりするとくっついてしまうそうめんの保存と日持ちについて紹介します!
茹でたそうめんは保存できる?
そうめんはうどんと同じくコシが命!の食べ物なので、茹でたてを食べるのが一番ではあるのですが、多少食感が変わってしまうことを妥協できれば、そうめんは茹でた後でも保存可能です。
保存方法を間違えると、くっついて固まってしまったり、伸びてしまったりするので、おいしく保てる方法で保存するのが大切ですよ!
すぐに食べるなら冷蔵庫に
冷蔵庫に入れる場合には、ザルにあげてしっかり水分を切ってから、空気に触れないように密封容器に入れるか、ラップで包んで保存しましょう。
それでも時間が経つとコシがなくなり、パサついてくるので、よりおいしく食べたい場合には当日食べたいところです。そうでなければ、3日を目安に日持ちさせられます。
うっかり茹ですぎてしまった場合には仕方ないですが、あらかじめ保存することが分かっている場合には、指定の湯で時間よりも少しだけ固めに茹でるだけにしておくと、時間が経ってそうめんが伸びるのが気になりにくいです。
そうめんがくっつくのを防ぐには?
そうめんは茹でて置いておくと、麺に含まれているデンプンが出てくるので、くっつきやすくなります。出てくるデンプンは防げませんが、水でほぐすとデンプンが溶け、かなり改善できます。
コンビニで売っているそうめんに付いている、ほぐし水みたいな感じですね。
また、保存するときにまとめてドーン!と容器に入れずに、一口サイズに分けてパスタのように巻いて並べておくと、一塊ずつタレに入れてほぐしながら食べられるし、ほぐしやすいのでおすすめです。
食べきれない量なら冷凍保存
すぐに食べきれない量が残ってしまった場合には、冷凍庫に入れてしまいましょう。そうめんは冷凍すると食感が変わってしまい、そうめんとして食べるにはイマイチな感じになってしまいますが、3週間を目安に保存することができます。
冷凍そうめんはにゅうめんや味噌汁などの汁物、炒め物に入れてチャンプルーなど、赤熱料理に加えるのがおすすめです。
そうめんの冷凍方法
そうめんには冷凍庫の臭いが移りやすいので、しっかり密封して冷凍したいのですが、最初からキッチリカチカチに空気を抜いてしまうと、固まりすぎてほぐしにくくなってしまいます。なので
- フリーザーバッグに入れて平らに伸ばす。このとき、ふんわりして押し付けないようにして、空気の入ったまま口を締める。
- 麺が冷凍したところで取り出す。
- 空気をしっかり抜いて口を締め直して、冷凍庫に戻す
という方法で冷凍するのがおすすめです。
「ちょっと味噌汁に加えよ~」「炒めものにボリュームが足りないかな?」というときに、ちょっとずつ解凍できると便利なので、手のひらサイズくらいに小分けにしておくと使いやすいですよ!
どうやって解凍する?
のんびり自然解凍したり、電子レンジでガンガン熱を加えるとボソボソしてしまうので、使うときに湯がくか、凍ったまま汁物に入れて使うのが理想的です。
思い立ったときにすぐ使えるので便利ですね♪