ちょっと野菜が足りないかな~というときに便利なミネストローネ。いろいろな野菜を入れるので少しだけ作ると無駄が多く、毎回性懲りもなく作りすぎてしまうんですよね~!
そんなときでも、どれくらい日持ちするのか?どうやって保存するのか?長持ちさせるコツは?を知っていると安心です!このページでは、ミネストローネの日持ち情報についてまとめています。
ミネストローネの日持ちは何日?
夫と二人暮らしなので、ミネストローネは作ったらぜったいに残る料理のひとつ。冷蔵庫にあまってる野菜を使い切っちゃおう~♪と思ってうっかりすると、町内のお祭りで振る舞うんですか?みたいな量ができあがり、もちろん大量に残ります。
ミネストローネは朝食に、メインデッシュに、おやつに、副菜にと、使える幅が広い優秀なスープですが、毎日食べるにしても、いつまでに食べきるべき!という目安が分かっていると安心です。
常温でも保存できる?
大鍋にたくさん作ったりすると、冷蔵庫にスペースがなくて鍋ごと入らない!という問題に直面することがあります。
そうなってくるとコンロの上に置いたまま、常温で保存できたら楽なのですが、ミネストローネの常温保存はよほどのことがなければ避けたほうが安心です。
夏は半日、暑い日だと数時間で傷んでしまうので論外ですが、冬でも暖房がキッチンに入り込んで予想外に暖かかったりするので「大丈夫かな?傷んでないかな?」と心配することになります。
鍋ごと冷蔵庫に入れられない場合には、タッパやスープ皿に分けて冷蔵庫に入れる努力をしましょう。
冷蔵保存だと何日くらい?
冷蔵庫に入れたミネストローネは、5日を目安に保存することができます。うまく保存できると1週間いけることもありますね。
鍋のまま冷蔵庫に入れても、タッパに移し替えても大丈夫です。
ミネストローネは冷凍できる?
ミネストローネは冷凍保存もできます。具材を小さめに切って作れば、冷凍して食感が変わってしまってもそれほど気にならないのもいいです。
しっかり密封できるなら、容器はタッパでもフリーザーバッグでも大丈夫です。使いやすいほうをご利用ください。
ちゃんと密封すればひと月を目安に冷凍保存できます。詳しいミネストローネの冷凍保存方法については、こちらのページも合わせてどうぞ♪
わたしは妙に心配性で、あんまり長期間冷蔵庫で保存するのが好きではないので、3日以上保存するつもりのときには冷凍庫に入れてしまいます。冷凍庫にスペースさえあれば、冷凍してしまったほうが安心です。
日持ちしやすいミネストローネを作るコツ
ミネストローネは作り方、保存の仕方でより安全に日持ちさせることができます。冷蔵庫で5日以上保存したいな~、冷凍庫に一ヶ月入れっぱなしになるかもな~、という場合には、以下の点に気をつけてみてください。
塩分、油分、酢を入れ、痛みやすい野菜を避けましょう
家庭料理を日持ちさせたいときに便利なのが、食べ物が痛むのを遅らせてくれる、塩、油、酢です。
保存期間を伸ばしたいあまり、しょっぱくなったり酸っぱくなったりするのは悲しいですが、水を入れる前に具材を油でコーディングして炒め、仕上げに味が変わらない程度の酢を入れるだけでも安心度が増します。
また、ミネストローネに使う具材の中ではジャガイモがとくに痛みやすいので、保存するつもりで作るときには入れないほうがいいですね。
煮詰めてから保存しましょう
その日食べるぶんを取り分けたら「スープというよりもこれはソースだな」というくらい煮詰めて水分を飛ばしてしまいましょう。
痛みやすい水分が減り、保存料代わりの塩分が濃くなり、さらに保存スペースも節約できます。
食べるときに水を足しながら温め直し、好みの濃さに調節しましょう。
速やかに粗熱を取って冷蔵庫に入れましょう
ミネストローネが一番痛みやすいのが、完成してから冷蔵庫に入れるまでの、常温で粗熱を取っている時間です。
なるべくこの時間を短くするために、完成したら食べる分を取り分けて、鍋ごと氷水に入れて一気に冷やし、できるだけ早く冷蔵庫、冷凍庫に入れましょう。
作り置きに便利なスープいろいろ
日持ちしやすかったり、冷凍保存向きだったりして、作り置きに便利なスープはミネストローネの他にもあります。スープの日持ちと保存方法については、こちらのページもどうぞ!
ミネストローネが腐ったらどうなる?
ミネストローネの保存期間の目安を紹介させていただきましたが、必ず紹介させていただいた日数日持ちするわけではありません。
ミネストローネに限らず、作った料理を保存するときは、食べる前に腐っていないか味見する癖をつけるのはいいことです。
ミネストローネはトマトの酸味が強いスープなので、腐っているかどうかの目安にしやすい「すっぱい臭い、味」がわかりにくいです。
なので、食べ物が腐っているときのゴミゴミした臭いがしないか、スープの表面に油とは違う光沢のない膜が貼ったようになっていないか、不可解な白いもの(カビです)が生えていないかを、とくに注意して確認しましょう。