うっかり作りすぎて残ってしまったあさりの味噌汁。捨ててしまうのはもったいないし、かといって無理やり食べるのもな~、というときに、翌日以降に持ち越せたら便利ですよね。
なんとなく日持ちしなさそうなイメージですが、作りすぎてしまったあさりの味噌汁はどれくらい日持ちするものなんでしょうか?
あさりの味噌汁が残ったら
好きな味噌汁の具は?と聞かれたら、まずあさりの味噌汁を思い浮かべるくらい、あさりの味噌汁が大好きです。あさりの旨みと深みが染み込んでいて、味噌との相性も抜群だと思っています。
ただ、2人前の味噌汁というのはなかなか量の調整が難しく、うっかりすると「あさりの味噌汁が主食」みたいな量ができてしまうんですよね~。味噌汁のお椀って意外と小さいですし、ゴロゴロした具を入れるといつも作りすぎてしまいます。
中途半端にちょっとだけ残ってしまった場合、お腹いっぱいだけど無理やり食べてしまうのもありですが、冷蔵庫で保存して、明日の朝ごはんや夕食にできたら理想的だな~と思い、あさりの味噌汁の日持ちと保存方法について調べてみました。
あさりの味噌汁の日持ちはどれくらい?
あさりに限らず味噌汁というのは、再加熱すると風味が落ちてしまうので、食べるときに作って食べきるのが格別に美味しいもの代表です。
味噌は時間が経つと風味が落ちてしまうだけでなく、火を入れると痛みやすくなるものでもあるので、基本的に味噌汁の保存は非推奨ではあるのですが、知りたいのは「そういう理想の話じゃなくて、一般家庭で自分が満足できる程度に、明日でも食べられるか食べられないかなんだよ~!」だったので、そういう視点からのあさりの味噌汁ですが「気をつけて保存すれば翌日までは大丈夫で、それ以上残っている場合には冷凍が良し」です。
常温で保存できる?
ただし、あさりの味噌汁の保存は常温ではしないほうが安全です。しじみもそうですが、貝類は調理していても痛みやすく、味噌汁に溶かした味噌も常温だと一段と痛みやすいためです。
常温で置いておくのは、完成してから家族が帰ってきて一緒に食べる2時間くらいのあいだにして、それ以上かかる場合には、粗熱を取って冷凍庫で保存しましょう。
翌日でも大丈夫!冷蔵保存
ちょっと作りすぎてしまったあさりの味噌汁の保存には、やっぱり冷蔵庫が便利です。
とはいっても長期間保存できるものではなく、翌日までに食べきるつもりでいて、もしうっかりして食べるのを忘れてしまっても、3日目までなら大丈夫なこともある、くらいの日持ち具合です。
より安全に翌日まで日持ちさせるためには、粗熱がとれたら速やかに冷蔵庫に入れましょう。夏場は冷めるまでに時間がかかる場合もありますが、のんびり粗熱を取っているあいだに腐ってしまっては悲しいので、鍋ごと氷水につけて一気に冷やすのが安心です。
保存は蓋をして鍋のままでも、タッパに移し替えても、皿に入れてラップをしてもOKです。
あさりの味噌汁は冷凍できる?
たくさん残ってしまって「翌日までに食べきるのは難しいな」という場合には、冷凍してしまうのが安心です。そうなんです、なんとあさりの味噌汁は、意外と冷凍向きの料理なんです!
密封できる容器やフリーザーバッグに入れて、できれば2週間で食べきりたいですが、1ヶ月を目安に保存できます。
腐ったあさりの味噌汁の見分け方
あさりの味噌汁に限らず、作ってすぐに消費せずに保存する場合には、絶対に大丈夫だ!と過信せずに、食べる前に傷んでいないか確認する癖をつけるのは良いことです。
あさりの味噌汁の場合、まず臭いが「いかにも腐っていますよ」という感じになります。すっぱい納豆みたいな臭いです。
さらに白カビが生えていたり、味噌汁がドロっとしてきていたら完全にアウトですね。これは?と思ったら、もったいないと思わずに諦めましょう。