朝食に、おやつに、夜食に、とつぜん食べたくなるフレンチトースト。うっかり作りすぎてしまったら、どうやって保存すればどれくらい日持ちするのでしょうか?作り置きするなら焼く前?焼いたあと?
フレンチトーストを安全に保存する方法について紹介します。
フレンチトーストはどれくらい日持ちするの?
卵!牛乳!砂糖!バター!という常備している材料に、漬け込んで焼くだけ!という手軽さながら、ちょっとした高級感を味わえるフレンチトースト。
しかし、簡単は簡単だけど、卵液に漬けるのを待つ時間だったり、卵液をむだにしない量を焼こうとすると一人前よりたくさん作ってしまったりと、なんとなく収まりの悪いレシピでもあるんですよね。
卵と牛乳という、なんとなくすぐに傷んじゃいそうだな~コンビを使って作られるフレンチトーストですが、作り置きしたり、余ったぶんを保存することができれば便利だな~と思って、安全な方法について調べてみました。
卵料理を作り置きするなら知っておきたい情報はこちら♪
焼く前VS焼いたあと
まず、保存するなら焼く前のほうがいいのか、焼いたあとの方がいいのか、についてですが、卵液が痛みやすいので、安全性を考えて、より日持ちさせるなら焼いたほうがいいです。
どちらにしても常温では保存できないので、粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫、または冷凍庫に入れます。
そうなんです!フレンチトーストは冷凍保存も可能です!詳しい冷凍方法と解凍の仕方についてはこちらのページをご参照ください♪
冷蔵保存についてはこのまま読み進めてください。
浸け置きしたまま忘れていたフレンチトースト、食べられる?
レシピによっては中がしっとりふわふわになるように、パンを一晩卵液に漬け込むものもありますよね。わたしもパンが白い状態で残っているよりも、しっかり漬け込んだフレンチトースト派です。こっちのほうが高級感が出て特別な食べ物な感じがするんですよね。
これは漬ければ漬けるほどいい、というわけではなく、安全に食べるなら一晩が目安になっています。というのも、卵液はバクテリアが繁殖しやすく、とくに割った卵は24時間以上経つとサルモネラ菌が増加してしまうからです。
2日以上忘れてしまったけど、しっかり火を通したら大丈夫だった!という人もいますが、自己責任度が大幅にアップするので、もったいないし食べてみよう…という場合には慎重に…!
冷蔵庫での保存方法
焼いたフレンチトーストを冷蔵庫で保存するときには、なるべく空気が触れないようにしっかりと密封して冷蔵庫に入れることで、夏場なら2日、それ以外の季節には3日を目安に保存することができます。
粗熱を取ったフレンチトーストを一枚ずつラップで包んでから、さらにフリーザーバッグに入れて念押ししましょう。常温で置いておくとすぐに痛み始めてしまうので、冷蔵庫に入れ忘れないように気をつけてくださいね!
午後に作ったフレンチトーストを明日の朝ごはんにしよ~、くらいの時間でしたら、皿に乗せたままラップをかけるだけでも大丈夫です。
おいしく作り置きするための保存ポイント
たくさんフレンチトーストが余って、残りは一回で食べきる場合、面倒なのでまとめてラップをしたくなりますよね。
これは安全面では問題ないのですが、下のほうのフレンチトーストが時間が経てば経つほど潰れてしまい、どんどん空気が抜けてふわふわ感がなくなってしまいます。ちょっと手間ですができれば別々にラップをしたほうが、あとでおいしく食べられます。
もしトッピングにフルーツを添えた場合にも、フルーツは別にして保存しましょう。水分が出てきてベチャッとしてしまうのを防げます。
フレンチトーストを温め直すには
冷蔵庫に入れて冷たくなったまま食べてもおいしいですが、温め直すとよりおいしく食べられます!とくにパン耳が付いている場合、冷たいままだと固くなってしまっているので、ちょっと残念な気持ちになります。
フライパンやトースターでサッと焼き直すと、できたて感が蘇るのでおすすめですが、面倒な場合にはレンジでチンでも大丈夫です。卵は温めすぎるとすぐに固くなってしまうので、温めすぎには要注意!ふわっとラップをかけて20~30秒ほど温めてようすを見てみてください。