茹でて、潰して、刻んで、混ぜて、とサラダながらも工程の多いポテトサラダ。じゃがいもは痛みやすい印象ですが、お弁当に入れたり、翌日の夕食のために準備したい場合、前日に作っても大丈夫なのでしょうか?気をつける点と合わせて紹介します!
ポテトサラダは前日に作っても大丈夫?
じゃがいもとマヨネーズで作るポテトサラダは確かに痛みやすい料理ですが、作り置きしてもおいしく食べられるように工夫して作れば、冷蔵庫で保存して3~4日日持ちさせることができます。
個人的には、ポテトサラダは作った翌日のほうがしっかり冷えているし、味が馴染んで美味しいと思っています。
ポテトサラダを作り置きしたい場合に気をつけたいゴールデンルールはこちらの3つ。
水分が出ないように工夫をしましょう
ポテトサラダは作り方、具材によってはものすご~~く水分が出ます!
たった1日冷蔵庫で保存しただけでも水が出て、水っぽいし食感の悪いポテトサラダになってしまうので、作ってすぐに食べきらない場合には、水分が出ないように作る必要があります。
きゅうり、玉ねぎなどの野菜を入れるととくに水が出るので、入れないで作るか、塩もみして水分を出してから、しっかり絞り→キッチンペーパーで水気を切ってから入れるか、野菜だけ当日後入れする、などの工夫をしましょう。
水が出るけど外せないじゃがいもは、茹でて潰したあとで軽く弱火にかけると、余分な水分を飛ばすことができますよ!
酢を加えましょう
作りおきの強い味方といえばお酢です。ポテトサラダはお酢との相性がいいので、ぜひ加えておきましょう。
じゃがいもは茹でた直後からとても痛みやすいので「最後にマヨネーズとかと一緒に混ぜよ~」と悠長なことを言わずに、潰したらすぐに加えるのが理想的です。
お酢でもいいですが、もし寿司酢があったら寿司酢を使うのもおすすめです。どっちのほうが日持ちしやすい、ということではないのですが、寿司酢の甘みがポテトサラダによく合い、まろやかな仕上がりになりますよ~!
粗熱を取ってから密封して保存!
これで翌日でもおいしいポテトサラダができました!完成したポテトサラダは、湯気が出なくなるまで完全に粗熱を取ってから、密封容器に入れるか、皿にラップをして冷蔵庫で保存しましょう。
暖かいまま密封してしまうと、容器の中に水分がこもってしまって痛む原因になるので、しっかり冷ましてから密封!が大切です。
ポテトサラダをお弁当に入れるときの注意点
冷蔵庫で保存すれば3日くらい日持ちするポテトサラダですが、やはりじゃがいもは痛みやすいので、お弁当に最適です!という料理ではありません。
とはいえ、絶対に持っていけない!というわけではないので、傷まないようにするちょっとした気配りが必要です。
夏場は傷まない工夫をしましょう
涼しい季節ならとくべつ気にする必要はなくても、食べ物の痛みやすい夏は別!水気に気をつけて作っても、やはりポテトサラダは水分が出るので、保冷剤を入れたり、クーラーバッグにお弁当を入れたりしたほうが安心です。
熱いままの料理と並べないように!
これはいつの季節もですが、せっかく冷えているポテトサラダが、お弁当箱につめるときに不必要に温まってしまわないように気をつけましょう。
炊きたてのご飯のとなりに詰めて、それからご飯の粗熱を取ろう~、というやり方だと、ご飯を冷ましているあいだにポテトサラダが温まってしまいますからね。
お弁当には冷凍ポテトサラダも便利です
じゃがいもは冷凍できないものだとお思いかもしれませんが、なんとポテトサラダ、冷凍できてしまいます!
じゃがいもの食感が変わらないように、マッシュポテトみたいに完全に潰しておく、冷凍するとより水分が出るので、きゅうりや玉ねぎはいれない、などのルールはありますが、アルミカップに入れた状態で冷凍しておけば、凍ったままお弁当に入れて、お昼まで自然解凍でOKなのでとっても便利ですよ~!