たくさん作ってすぐに食べる予定のないキッシュ、安心して保存するために、冷凍庫で保存できたら気楽ですよね。一気に作ってお弁当用にもできたら便利です。
このページでは、手作りキッシュの冷凍保存と温め直し方を紹介します。
キッシュは冷凍保存できる?
キッシュは冷凍できる卵料理です。出来たてが美味しい料理なので、冷凍しても作りたてみたいに美味しいよ~!というわけには行きませんが、多少食感が変わることを許容できれば、2週間はまず問題なく、その後味が落ちますが4週間を目安に保存することができます。
3日以内に食べきれない場合には、冷蔵庫ではなく冷凍保存したほうが安心ですね。
冷凍方法は簡単。特別なことはなく、まずは粗熱を取ってから、食べるときに便利なサイズに切り分けます。ひとつずつしっかりラップで包んで、念押しでフリーザーバッグに入れて密封して冷凍庫に入れましょう。
においが移りやすいので、解凍したときのがっかりを防ぐために、きっちり密封するのが大切ですよ!
冷凍すると野菜から水分が出ます
冷凍→解凍したキッシュはどうしても水分が出るので、タルト生地が水を吸ってべちゃっとしてしまうのが残念ポイント。
なので、もし作る前から「残りは冷凍する!」と決めている場合には、トマトやほうれん草などの水分の多い野菜を避けて、マッシュルームやベーコンを使って作ると、冷凍したものを食べるときにぐちゃっとしてしまうのを防げます。
とはいえ、温め直し方を工夫すれば気にならない程度に復活させることもできるので、水分の出る野菜を使ったから冷凍はできない!というわけではないです。
おいしく温め直すには
冷凍したキッシュを食べるときに一番気になるのが、野菜やフィリングから出た水分でベチャッとしてしまうことです。おいしくない、というわけではありませんが、いかにも「冷凍保存したキッシュ」という感じになってしまいます。
この残念なキッシュを復活させるときの味方がトースターやオーブン!レンジでチン!としてしまうと楽ですが、より水分で出てきてしまうので、今回は避けておきます。
理想的には、まずは冷蔵庫や常温で自然解凍します。今すぐ食べたい!解凍してる時間がない!という場合には、レンジの解凍機能を使って解凍しても大丈夫です。
解凍したキッシュをアルミホイルで包んで、トースターか200度に予熱したオーブンに7、8分入れると、大きさにもよりますが一人サイズなら大体温まります。一旦取り出し、アルミホイルを取り、表面をカリッとさせるためにもう1分トースター/オーブンに入れて完成です!
出来たてほやほや♪とは行きませんが、水っぽい残念キッシュではなくなっていますよ!
お弁当にも便利!
冷凍キッシュはお弁当にも便利です。残り物のキッシュをお弁当に入れやすい大きさに切ってもいいですが、お弁当用に作るなら、アルミカップにフィリングを入れて作るのがおすすめ。
アルミカップをそのままお弁当箱に入れられて楽ちんなのもそうですが、アルミカップにフィリングだけ入れて、タルト生地なしキッシュにすれば、水分で生地がべちゃべちゃになってしまう心配がありません。
お弁当用のキッシュは食べる直前にトースターに入れられないので、水分の多い野菜は避けたほうがお弁当箱の中で水分が広がってしまうのを防げます。
どうやってお弁当箱に入れる?
凍ったままのキッシュを入れて、保冷剤代わりにできます。
一応卵料理なので、お弁当箱に入れる前にトースターで空気に触れる面を3分ほど焼いて殺菌すると、表面がカリッとして美味しいので一石二鳥です。