パウンドケーキの日持ちと保存方法/手作りの賞味期限はいつまで?冷凍保存できる?

お菓子
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ふだんお家事作りをしないひとでも作りやすいパウンドケーキ。特別な道具いらずで、簡単に作れるのが良いところですが、手作りすると一度では食べ切れない量ができてしまうんですよね。

パウンドケーキは手作りお菓子の中ではかなり日持ちしますが、保存方法を間違えるとおいしくなくなってしまうので注意が必要ですよ!

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パウンドケーキの保存方法と日持ちについて知りたい!

材料をしっかり焼いて作るパウンドケーキは、手作りお菓子とは思えないくらい持ちが良く、家族でゆっくり食べきるのにも、プレゼントに渡すのにも安心!

冷蔵庫に入っている材料で作れ、特別な道具も必要ない、普段はお菓子作りをしない人にも優しい手作りお菓子です。

ただ、おいしく作るコツの書かれたレシピにも、おいしく保存する方法の書かれているものってないんですよね。

じつはパウンドケーキは、作る過程と同じくらい保存の仕方が大切なお菓子。適当~に保存すると「しっとり滑らか♪」なレシピを使って作ったパウンドケーキもパサパサになってしまいます。

いちばんおすすめの常温保存

気温と材料が許すのならば、パウンドケーキは常温で保存するのが一番おいしく日持ちさせられます。空気に触れないようにラップをかけておけば、1週間~10日を目安に保存できるんです。「日持ちさせるのなら冷蔵庫!」というイメージがあるので意外ですよね!

冷蔵庫に入れず、常温で保存するメリットはふたつあり、ひとつは、バターをたっぷり使って作っているパウンドケーキは、冷蔵庫に入れるとバターが固まってしまい、食感も固くてどっしりした感じになってしまうこと。

2つ目は、乾燥している冷蔵庫で保存するよりも常温で保存したほうが、パウンドケーキが乾燥してパサパサしにくいところです。

パウンドケーキをおいしく保存するときに大切なのが、この乾燥させない!という点なので、しっとりしたまま保存できる常温保存は心強いですね。

常温を避けたいのはどんなとき?

パウンドケーキがいちばんおいしく保存できるのは常温ですが、場合によっては常温では傷んでしまうこともあります。

まずは夏の暑い時期。夏でなくても、常温というのは気温が25度以下の状態を指すので、それ以上の気温になるキッチンでは常温保存は避けましょう。

また、パウンドケーキの定番、バナナやブルーベリーなどの果物を使っている場合、果物から出る水分が痛みやすいので、常温保存は避けたいです。

安心の冷蔵保存

常温で手料理を保存していると何となく落ち着かない気持ちになるものですが(わたしはなります)、冷蔵庫に入っていれば安心!バターたっぷりのパウンドケーキは冷蔵庫に入れると固くなってしまいますが、バターの変わりにサラダ油などを使うレシピの場合には、そこまで固くならないので冷蔵保存も悪くありません。

ただ、どうしても乾燥するのは早いので、しっかりラップに包んで保存しても、おいしく食べるのなら5日を目安に食べきってしまいたいところです。

冷蔵庫に入れたら固くなったときにできること

冷蔵庫に入れて固くなってしまったパウンドケーキは、常温で1~2時間放置しておくと、冷蔵庫で冷えて固くなったバターが柔らかくなります

冷蔵保存すると乾燥しやすいのも気になるところですが、食べる前に霧吹きで1~2吹き水分を吹きかけて、レンジで10秒ほど温めるとしっとり感が復活しますよ!

長期保存するなら冷凍庫に!

食べきれない量を作った場合には、パウンドケーキは冷凍保存も可能です。

常温、冷蔵で保存する場合には、少しでも乾燥を防ぐために切らずに保存して、食べるときに切り分けるのがおすすめですが、冷凍する場合には食べきりサイズに切って冷凍しておけば、食べたいときに食べたい量だけ解凍できるので便利ですよ!

乾燥、臭い移り防止に一つずつきっちりラップを掛けて、一ヶ月を目安に保存できます。

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パウンドケーキの解凍方法

電子レンジで解凍するとパウンドケーキの水分が飛んでしまうため、常温か冷蔵庫でゆくり解凍するのが理想的です。ケーキの大きさにもよりますが、冷蔵庫で解凍する場合5時間前後で食べられる感じですかね。

解凍したパウンドケーキはレンジで10秒ほど温めるか、トースターで表面を焼くとおいしく食べられますよ!

長持ちさせる保存方法のコツ

保存方法と日持ち具合がわかったところで、よりしっとり、ふわふわに保存するためにできる、ちょっとしたコツも紹介します。

せっかく作ったパウンドケーキですからね。ひと手間ですが丁寧に保存して、おいしく味わいましょう♪

パウンドケーキにラップをするタイミング

パウンドケーキは常温で保存しても外気に触れていると乾燥してしまいます。

なので、ケーキクーラーや足のついた金網に乗せ、ささっと粗熱を取ったら、まだケーキに弾力のあるうちにラップで包み、蒸気が出ていってしまうのを防ぎましょう。ケーキの水分をケーキに戻して、しっとりしたパウンドケーキになります。

ラップに水滴が付いてしまう?

粗熱が取れてすぐにラップをすると、完全に冷めたころにラップに水滴が付いてしまいますよね。おそらくそうなると思います。

蒸気を閉じ込めるために早くラップを掛けましたが、水滴が付いたままだとケーキが痛みやすくなってしまうので、面倒ですがラップを取り替えます

この、粗熱を取ったら蒸気を閉じ込めて完全に冷ます→ラップに水滴がつくので取り替える、は、なんとなく無駄な行為に思えるかもしれませんが、おいしいパウンドケーキを作るのに大切なポイントですよ!

アルミホイルを使うといい?

パウンドケーキが完全に冷めてラップを取り替えたら、さらにその上からアルミホイルで包んで日の当たらない場所で保存しましょう。

アルミホイルで包むと冷暗効果があるので、ケーキをしっかり寝かせることができ、紅茶の葉や抹茶を使っている場合、光を遮断することで色がくすんでしまうのも防ぐことができます。

材料によって変わるパウンドケーキの日持ち

バター、砂糖、卵、小麦粉のほかには何も入れない、素材の味がやさしいシンプルなパウンドケーキは最高においしいですが、好みの具材を混ぜ込んで作れるのもパウンドケーキの良いところですよね。

パウンドケーキは加える具材によってかなり賞味期限が異なります。長期保存したいときや、プレゼント用にするときにはご注意ください

果物やクリームを使っている場合

痛みやすい生クリームを混ぜたり、水分の出る果物を使用すると、入れないで作った場合に比べて賞味期限は短めです。冷蔵庫に入れても4日を目安に食べきりたいですね。

乾燥が気になる冷蔵保存ですが、バナナを使うとしっとりした感じに保ってくれるので、多少乾燥しても気にならないのが嬉しいです。

普通に食べるには熟しすぎた柔らかいバナナの消費にも便利なのが嬉しいですよね~!

砂糖やバター控えめのヘルシーパウンドケーキの場合

パウンドケーキを日持ちさせてくれるのが、バターと砂糖。とはいえ、バターと砂糖はカロリー的にも気になる存在なので、控えめでヘルシーなレシピも嬉しいんですよね。

ただ、そういうパウンドケーキは日持ちしにくいので、5日以内に食べきれない場合には冷凍保存したほうが安心です。日持ちしないからと言って一気に食べてしまったら、結局ヘルシーではなくなってしまいますしね…!

ブランデーなどのお酒を使っている場合

ブランデーや各種リキュールを使っている場合、お酒が保存料の代わりになってくれるので、さらに日持ちしやすくなります。

常温保存の目安は~10日と紹介させていただきましたが、丸々10日か、アルコールの量や保存状態によってはそれ以上日持ちするので、安心して食べることができます。

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