たくさん作ったら残ってしまったロールキャベツ。腐らせる前に食べきるためには、どうやって保存して、いつまでに消費すれば良いのでしょうか。
ロールキャベルの保存と日持ち情報について紹介します。
残ったロールキャベツの日持ちと保存について知りたい!
キャベツを下茹でしたり~ミンチを捏ねたり~成形したあとでさらにスープで煮込んだり~、ロールキャベツは手間がかかる料理ですよね~!
面倒くさいのでなかなか作らないのですが、とろとろのキャベツに包まれた、スープの味が染み込んだミンチ肉のコンビネーションは、ほかの料理にはない特別感があって大好きです。
なので、どうせ作るのならたくさん作って、満足するまで何回か食べたい!というわけで、保存方法と保存期間について調べてみました。
ロールキャベツは常温で保存できる?
これが出来たらいちばん楽ちんな「完成したら鍋に入れたままコンロの上で常温放置」ですが、ロールキャベツは常温で置いておくとみるみる傷んでしまうので、基本的には不可能です。
常温で置いておけるのは、6時ころにロールキャベツを作り終えて、あと2時間くらいで夫が帰ってくるだろうな~と待つ間くらいですね。夏で、キッチンが熱くなる場合には、それすらも心配です。
2日目もOK♪冷蔵庫での保存期間
なので、数時間以上保存したい場合には、なるべく早く冷まして冷蔵庫に入れましょう。作った日を含めて3日、保存状態がいいと4日を目安に保存できます。
ロールキャベツは、火を止めてから粗熱を取って冷蔵庫に入れるまでの中途半端な温度の時間がいちばん痛みやすいので、完成したら食べる分を取り分けて、残りは鍋ごと氷水につけて一気に冷やすのが理想的です。
清潔な容器であれば、タッパでもスープ皿でも鍋のままでも大丈夫ですが、1食分以上残っている場合、食べるたびに全体を温め直すと痛みやすく、キャベツもどんどん溶けて崩れてしまうので、温め直すのは食べる分だけ!にするのがおすすめです。
たくさん作っても安心な冷凍保存
とはいえ、翌日ならともかく、3日、4日冷蔵庫に保存するのだと、なんとなく落ち着かない~!という人に朗報です!
ロールキャベツは冷凍もできます。温め直しても思ったよりも劣化しないので、見た目によらず冷凍向きの料理だともいえますね。
密封容器やフリーザーバッグにスープごと入れて、空気を抜いて冷凍庫に入れれば、一ヶ月を目安に保存できます。これは冷凍庫のスペースが許す限りの量を作りたくなりますね…!
スープごと冷凍したほうが乾燥しにくいのでおいしいですが、スープ無しで保存する場合には、ラップに包んで冷凍でも丈夫です。空気が入らないように個別にラップで包み、全部まとめてフリーザーバッグに入れてしっかり密封しましょう。
個別に冷凍したロールキャベツは、お弁当に入れるにも便利ですよ~!
煮込む前VS煮込んだあと
あらかじめ「これは冷凍保存するぶん」と分かっている場合、煮込んでから冷凍するほうがいいのか、煮込む前に冷凍して、食べるときに調理するほうがいいのか悩みますよね。
一気に煮込んだほうが楽ではありますが、よりおいしく作り置きしたい!という場合には、別の日にまた調理する手間も厭わない、ということもあると思います。
どちらのほうが良いのかは一長一短あるので、最終的には「お好みでどうぞ!」になるのですが、衛生に気をつけて作ったとはいえ、もともと痛みやすいうえ手で捏ねたひき肉は生のままだと冷凍しても若干安全面で劣るので、火を通してから冷凍したほうが日持ちしやすいですね。
おいしさ的にも変わりなく、一気に煮込んで手抜き感があるから劣化しやすい、ということもないです。
煮込む前に冷凍したときの長所は、スープをいろいろな味で楽しめることですね。最初はトマトソースで~、次回はクリームソースで~、最後にコンソメスープ!ということも、まとめて作ったロールキャベツで実現できてしまいます。
ロールキャベツの解凍と温め直しかた
冷蔵庫、または冷凍庫で、保存することができたロールキャベツですが、一気に強火で温めると、中まで火が通る前にキャベツが煮崩れてしまう恐れがあります。
なので、冷凍してある場合にはまずは自然解凍するか、急ぎの場合には少しでも流水で解凍して、鍋で中~弱火で温めるのが理想的です。
鍋を洗うのが面倒で、ロールキャベツが凍っていない場合には、キャベツを固定するようの爪楊枝が刺さってなければレンジでチンでも大丈夫ですよ!
ちなみに生のまま冷凍したロールキャベツは、冷凍したままスープに入れて煮込めばOKです。中まで火が通るのに時間がかかるので、弱火でじわじわ温めましょう。
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