料理に足してボリュームを出したり、見た目をカラフルにしたり、野菜の種類を増やしたり、ちょっとあると何かと便利なコーンの缶詰め。大きいサイズだと、使いきれずに余ってしまうこともよくあります。
安いものだといっても、食べられるものを捨てるのは忍びないですが、開封したコーン缶はどれくらい日持ちするものなのでしょうか?
コーン缶の開封後の保存方法と日持ち
加熱殺菌して無菌状態にし、空気を抜いて密封されているので、開けない限りは3年は保存できるコーン缶ですが、いったん開封してしまうと雑菌が入ってしまうので、賞味期限はふつうの食品と同じようになってしまいます。
缶詰め食品だからといって、開封後も日持ちするわけではないんですね。
コーン缶の場合、冷蔵庫で保存しても開封してから2~3日、というところです。
なるべくおいしいまま、鮮度を保って保存するためには、缶に入っている汁ごと密封容器に移して冷蔵庫に入れましょう。缶のまま保存すれば洗い物を節約できて楽ちんですが、缶の素材によってはスズが溶け出して嫌な味になったり、缶が腐食することがあるので要注意です!
1週間放置したらどうなる?
先日、缶コーンを保存していることを忘れて、冷蔵庫に一週間ほどほったらかしにしてしまいました。
いくらなんでも駄目だろうな~と思いながらも念の為ふたを開けてみたら、汁が濁って白っぽくなっていて、いかにも「あ、これはヤバいやつだ」という感じになっていました。
目で見て分かるほど劣化していなくても、開封してすぐに食べずに保存した場合には、へんなにおいがしないか嗅いでみて、ためしに一つ食べて確認するのが安心です。
多分大丈夫だけど心配、というときは、しっかりと加熱できる料理に使うのが良いですよ!
すぐに使わないときには冷凍保存がおすすめ
2~3日というとけっこう短いので、使わないかもしれないな~というときには、冷凍してしまえば一ヶ月ほど保存できます。
冷凍するときにはコーンをザルに開けて汁気を切ったあとで、ペーパータオルに広げて水気を吸い取り、フリーザーバックに入れてなるべく平らな状態で冷凍させます。
しっかり水気を切ることで、冷凍したときに粒同士がくっつきにくくなるので少量ずつ使いやすく、さらにコーンが水っぽくなるのを防げるので、ちょっと面倒ですが手間をかけたいところです。
冷凍したコーンは冷凍コーンと同じ扱いで、そのまま調理しても、自然解凍させても、熱湯を被せてサッと解凍させてもOKです。