なくても困らないけれど、あると嬉しい気持ちになるもの、雑穀米の素。
楽天セールなどで安くなっているのを見つけると思わず買ってみたくなるものの、使う習慣がないと、しまい込んだが最後、すっかり買ったことを忘れてしまうこともありますよね。
そんな雑穀米を見つけたときに気になるのが「賞味期限がだいぶ古いけど捨てるのは忍びない…食べられるだろうか…」ということではないでしょうか?
賞味期限切れの雑穀米は食べても大丈夫?
ご存知の通り、賞味期限とは「袋や容器が未開封の状態で、適切に保存している場合に、品質が変わらずに美味しく食べられるとされる期間」を指します。
「味や風味は落ちるけど、安全性は問題ないですよ」というのが消費期限ですね。
雑穀米の場合、もともと日持ちしやすい乾燥食品であることもあり、普通に気をつけて保存していれば、賞味期限、消費期限が切れてしまっていても食べられることが多いです。
どれくらい?という期間は一概にはいえませんが、加熱して食べるものですし、わたしなら状態を確認して1年くらいならふつうに食べてしまいます。
状態の確認方法は以下を目安にしています。
賞味期限切れの雑穀米を食べる前にチェックしたいこと
- 虫が沸いていないかどうか
- カビ臭さがないかどうか
- 酸化してしまっていないかどうか
雑穀米を炊くまえに、絶対に確認したい3大チェックリストです。
未開封の雑穀米でしたら、これらのポイントをクリアしたらとりあえず炊いてみて、おいしくなかったら今回限りにして残りは捨てています。(炊いたぶんは食べてしまいます。)
賞味期限切れの食品を食べるときには、すべて自己責任。食べる前のチェックはしっかり行いましょうね!
雑穀米の保存方法
雑穀米の素を保存するときも、食品を保存するときの基本に漏れず「直射日光、高温、多湿を避けて、空気に触れないようにして保存!」ですね。わたしは小麦粉や砂糖といっしょに、扉のついた棚の中に収納しています。
ただ、未開封の雑穀米なら、よほど暑くならない限りは常温保存でも大丈夫ですが、開封後の雑穀米を長期保存するつもりでしたら、冷蔵庫に入れたほうが安心です。
虫が沸いたら嫌ですからね。雑穀米が駄目になってしまって悲しいのもありますが、袋の中でウニョウニョしている虫を見つけるのがすでに嫌…!
冷蔵庫に入れるさいには、密封できる容器に移し替えるか、袋の口をしっかり密封して、野菜室での保存が適しています。においの強い野菜の近くを避けるようにしてください。
開封後は、冷蔵庫で保存しても1年を目安に食べきりたいところです。それ以上経つと、仮に安全に保存できていてもおいしくない可能性がとても高くなってしまいます。
古くなった雑穀米をおいしく食べるコツ
もともと乾燥しているので、味が落ちにくい食品である雑穀米ですが、やっぱり早く食べるほうがおいしいですし、時間が経てば経つほど色がくすんでしまったり、水分が飛んでカサカサになってしまったりします。
乾燥が進んだ古い雑穀米を炊くときには、メーカーが指定している浸水時間より長めに水に浸け置いてから、気持ち長めに加熱するとおいしく食べられますよ!