先日、買ったばかりでまだまだ残っているお米に虫が湧きました。なんと人生二度目の米に虫です。
値段につられて5キロで購入したのですが、米を入れるのに使っている密封容器に入り切らず、入らなかったぶんを袋に入れたまま、輪ゴムで止めて常温保存していたのが原因です。これで何度か大丈夫だったので油断してしまいました。
米に虫がわいても食べれる?
米に虫がついたときに決断しなくてはいけないことは「その米を捨てるべきか、食べるべきか。」ですよね。
わたしは、ごはん粒をきれいに食べないと「お百姓さんが泣いてるよ。目が潰れるよ」と言われて育ったので、ほかの食材ならまだしも、米を捨てるのにはものすごく抵抗があるタイプです。バチが当たってしまう!
なので、食べれるのもなら食べたいのですが、虫がうにょうにょしていると、食べたあとの健康も気になるものです。
虫つきの米を食べるとアレルギーの恐れがあります!
虫がわいてしまっても、取り除けば食べても大丈夫です。問題は、完全に取り除けるかどうか。よ~~~く見ないと気が付かないような小さな幼虫や卵であることも多いので、絶対に大丈夫!と確信しにくいのが難しいところ。
取り切れなかった虫や卵を食べてしまっても、人体に害を及ぼすことはほとんどない、と言われていますが、人によってはアレルギーを発症してしまう恐れもあります。
とくにエビやカニなどの甲殻類アレルギーや、ダニアレルギーがあるひとは、慎重になるほうが安全です。
わたしの実体験について
それでは、わたし自身はどうしたのかというと、実は食べるのも捨てるのも経験しています。
最初に米に虫が沸いてしまったのは10年ほど前。お金に余裕がない生活をしていたころで、まだまだ残っている米を捨ててしまうのはあまりにもったいなく、金銭的にも辛かったので、洗って食べることにしました。
虫をよく洗ってから慎重に食べて
まず、虫がたくさん目に付いた表面のほうは諦め、すくって捨てることにしました。
虫は低温だと孵化できないので、残りは密封できる容器に移して冷蔵庫で保存。食べるたびに念入りに洗ってから、いつもどおりに炊いて虫のことは考えないようにして食べました。
洗うときは、お米を水につけると虫が浮いてくるので、たっぷりの水で洗っては捨て、洗っては捨て…をくりかえしたので、かなり取り除けたのではないかと思います。
その後お腹を壊したり、アレルギー症状が出たなどもとくにありませんでした。
虫のついた米の捨て方
先日、一度目の経験から学習せずに、ふたたび米に虫が沸いてしまったときには、どうしようか悩んだあとですべて処分することにしました。
前回失敗したときよりも金銭的に余裕ができたことが、潔く捨ててモヤモヤせずに生活する選択への後押しになりました。捨てるときにはもやりますが、捨ててしまえばそれきりですからね。
パントリーを開けるたびに虫付きのお米が目につくのが嫌だったのもありますが、虫が沸いた状態で米を保存して、小麦粉などのほかの食品に被害が広がってしまう心配もありました。
量の関係で、ほとんどはゴミ袋に入れて生ゴミに出しましたが、少しでもゴミになるのを防ごうと、一部は庭に撒いてみました。1週間くらい経つとだいぶ量が減っていたので、鳥が来て食べたのならいいな~と思っています。(米はネズミの餌にもなるので、ネズミをおびき寄せる恐れもあります!要注意!)