忙しい日の味方、スーパーのお惣菜。揚げ物の種類が豊富でいろいろ試したくなりますが、時間が経つとサクサク感が失われ、なんとも微妙な感じになるのが悩めますよね。いつでも出来たてを食べられるものでもないのが難しいところです。
そんなとき、こだわりたいのが温め方。できるだけ手を掛けずに、揚げたてのようなおいしさを復活させる方法を追求しました。
お惣菜の揚げ物をサクサクに復活させるには
忙しい毎日を送っていると、いかに手を抜き、かつ経済的に、楽しておいしいものを食べるか、というのは永遠の課題です。
外食に出かけるのもいいですが、わたしは毎日外食できるほど高給取りではありませんし、家に帰って部屋着に着替え、ダラダラした~~い!ということもあり、スーパーのお惣菜は便利な選択なんですよね。
とくに揚げ物は意外と日持ちするものでもあるので、お財布が寂しいときには、おつとめ品を多めに買い込んで節約することもできます。
しかし、お惣菜を揚げたての状態で食べる、というのもなかなか難しいもの。冷めてしまったお惣菜は自宅で温めることになるのですが、温め方をまちがえると、かなり残念な感じになってしまいます。
サッとレンチンしてからトースターが正義!
さて、本題の温め方ですが、手軽さ、片付けの楽ちんさ、ジューシーさ、カリカリ感、を考慮した場合、レンジで軽く温めてから、トースターで外側をカリッとさせるのが一番いい、という結論に至りました。
量が多くてトースターに入り切らない場合には、グリルを使うこともありますが、ちょっとした量ならトースターのほうが便利だしサクサク感が出る気がします。
手順はいたって簡単で、
- 衣の油をキッチンペーパーで拭き取ります。時間が経った揚げ物の衣には、びっくりするくらい油が含まれていて、温めたときにベチャッとする原因に。
- レンジでサッと温めます。お惣菜1~2パックくらいの少量でしたら30秒くらいを目安に。とくにお肉は一気に加熱すると固くなってしまうので注意です。
- 天ぷらや、コロッケなどパン粉の衣が付いているお惣菜には、霧吹きで表面を湿らせておくと揚げたてのサクサク感が復活します。両面ともやりましょう。
- アルミホイルを柔らかく丸めてシワシワにします。 凹凸ができることで、お惣菜から油が出ても、お惣菜が油に浸かってしまうのを防ぎます。裏面の蒸れも防ぎ、両面カリカリに。
- レンチンしたお惣菜をシワシワアルミホイルに乗せ、オーブントースターで焼きます。片面を2分ほど焼き、ひっくり返してもう1分、が目安です。天ぷらは焦げやすいので、1分ずつで様子を見ながら。
- グリルを使用する場合、受け皿に水は入れずに、グリルを温めてから焼いてください。
この方法で、外はカリッと、中は熱々でジューシーな揚げ物が復活します。レンジでチンするだけ、トースターに入れるだけ、よりは手間ですが、掛ける甲斐のある手間だと思いますね。おすすめです。
レンジだけ、トースターだけ、だとどうなる?
もちろん「今日は疲れてるから、徹底的に手を抜きたい~!」ということでしたら、レンジだけ、トースターだけ、で温めるのも手です。
とにかく楽なのは電子レンジですが、揚げ物をレンジでチン!するときに気をつけたいのは、できるだけ温度を低く設定して、じわじわと温めることですね。
一気に加熱するとどうしても肉が固くなってしまい、具材の水分も出てしまうので、全体的にベチャッとして、具はパサパサになりやすいです。
トースターがあれば、レンジよりもトースターがおすすめですが、厚みのあるお惣菜をトースターだけで温めようとすると、中まで温まる前に表面が焦げてしまうので、加減に気をつけましょう。